水道凍結に注意!
こんにちは❕モストホームスタッフの井上です
あっという間に年末ですね💨
さすが師走❕
この記事が2024年最後のブログの更新になります。
今年もモストホームは、たくさんの住宅や店舗の施工を行ってまいりました。
2025年も、“お客様に寄り添ったご提案、施工”をモットーに邁進して参りますので、モストホームをどうぞよろしくお願いいたします。
さて、
今回は、『水道凍結』について書いてみようと思います✨
水道管が凍結したらどうなるの❓
マイナス4度以下の日が連日続いたら、水道管凍結注意です。
水道管が凍結すると、、、
・蛇口から水が出なくなる。
管の中で水道が凍り、水道が使用できなくなります。
・水道管が破裂して水漏れ被害(コレが特に恐い)
水道管が破裂すると、大量の水が噴き出し、室内の家財を水浸しにしてしまったり、水が大量に漏れることにより、水道代が跳ね上がることもあります。また、マンション・アパートの場合は、階下にまで被害が広がり、損害賠償トラブルに発展する場合があります。
水道管が凍結しやすい家は❓
築年数が古い住宅ほど、水道凍結のリスクが高いので、毎シーズン凍結対策は必須。
「アパート・マンションだから大丈夫。関係ないでしょ」ということは全くなく、むしろアパート・マンションで、水道管が凍結し、破損で起きた水漏れトラブルが多発しています。
アパートやマンションで水道管凍結のトラブルが起こった場合の修理費・被害が起きた部屋への賠償は水道管の凍結を起こしてしまった入居者の責任になりますので、細心の注意を払うに越したことはありません。
凍結防止策
築年数20年以上のアパートは、水道管が外付けされている場合があります。
気温の変化がダイレクトに水道管に影響するので、水道管が凍結しやすいです。お住まいの水道管がどのように設置されているのか、確認しておきましょう。また、階下や隣の部屋が空室になっている場合、もしくは駐車場になっている場合は、より温度が下がりやすくなります。
・光熱費高騰で暖房を節約したいところですが、上記の場合は、暖房の設定温度を上げたりして、凍結を防ぐのが良いです。
・むき出しになっている水道管全体にタオルを巻き、ビニールを被せ、タオルが濡れないようにするとより効果的です。
・外出時は水抜きをする。
最高気温が氷点下の日、日中も冷え込みそうな時、冬季に数日間家を空ける時、気温が氷点下の時に長時間、家を空ける時は水抜きをしましょう。
屋外用水栓のうち、水抜きが出来る寒冷地仕様の水栓があります。その場合は、水抜き栓をしっかり閉めて水抜きをしておけば、破裂する心配はありません。
水抜きがしっかりできていれば、水道管の中に水がない状態になるので、凍結はしません。
なので、「水抜きをしっかりしてたのに凍結した!」というイイワケは通じません
各水回りの水抜きの方法は、ネットなどで検索してみて下さいね✨
水道管が凍結して水が出なくなった場合はどうしたらいい?
・無理に水道の蛇口をひねらない。(パッキンが破損してしまう為)
水が出るか確認する為にひねる場合は、少し水が出るくらいまでひねる。無理に蛇口をひねるとパッキンが破損し、水が止まらなくなるなどの二次被害が出てしまうので注意❕
・凍結している水道管にタオルを巻いて、ぬるま湯(40度くらい)をかける。
いきなり熱湯をかけてしまうと、急激な温度変化で水道管が破裂します。水道の水は出ないので、冷蔵庫の飲料水、お風呂に溜めた水がある場合はそれを使用すると良いです。
・カイロを利用する。
カイロがあれば、タオルやガーゼなどでくるんで、凍結している箇所に巻き付ける。ゴムや紐などでくくるようにすると良いです。
・ドライヤーをあてる。
凍結している部分にドライヤーの温風を当てます。
温度が上がり過ぎないように当てたり、離したりして調節しましょう。
・溶けるのを待つ。
水道管が破損しておらず、特にすぐに使用したい用事がなければ、そのまま待つのも手です。気温が上がれば、徐々に溶けて、使用できるようになることもあります。
凍結で水道管破裂を起こした場合、どうしたらいい?
まずは被害を最小限に抑える為に、水道の元栓を閉めて、水を止めましょう。【元栓は時計回りに回すと閉まります。】
一戸建てや小さめのアパートなどは、地面に埋め込まれている蓋に「量水器」と書かれたメーターボックスの中に。
マンションなどの集合住宅は、玄関横のパイプシャフト内の水道メーターの横にあります。
すぐに修理業者に来てもらえず、長時間待つことになる場合は、
元栓を閉めると家じゅうの水道が使えなくなってしまうので、水道管が破損した場所を応急処置し、元栓を開け、使用することも可能な場合があります。あくまで一時的な応急処置に過ぎないので、応急処置のまま使用し続けるのはやめましょう。
=応急処置方法=
火災保険の補償内容の確認を!
基本的には、急激な気温の低下による凍結での水道管の破裂であろうと、老朽化による破裂であろうと、水道管の破裂は原則、火災保険は適用されません
火災保険で「水道管凍結修理費用保険金」などの特約に加入している場合、内容により修理費用が10万円くらいまで補償される場合があります。
ただし、水道管破裂による水漏れで自室・他の住人の部屋が水漏れの被害にあってしまった場合は、事故を起こした住人が個人償責任保険に加入していれば、水濡れ損害補償が適用されます。
賃貸の場合、物件の被害には借家人賠償責任保険が適用されます。
保証期間が終了している場合もあるので、加入している火災保険の期限の確認をし、補償が切れていれば再度加入を❕
いかがだったでしょうか❓
うっかり水落としをするのを忘れて年末年始に実家に帰ってゆっくりしていたら、水道が凍結して水道管を破裂させて被害を出してしまっていた!なんてことが起こる可能性もあります。(恐いですねー)
そんな悲劇が起こってしまったら、せっかくの新年の始まりが台無しになってしまいます
水落としをしっかり行うことはもちろんのこと、火災保険の契約内容、保険加入期間をしっかり確認しておきましょうね❕
モストホームでは、水道管の水漏れ修理、クロスの張り替え、床の修復などの修理修繕も行っております。
住宅のことでお困りのことがございましたら、ぜひモストホームにご相談ください。
それでは皆様、良いお年をお迎えください✨